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歯科衛生士の一言

歯科用3Dスキャナーを導入しました!

こんにちは! 歯科衛生士の佐藤です。
みなさま、お元気ですか? 寒さも少しずつ和らいで、春の足音が聞こえてくる頃ですね。


それにしても、最近、寒暖差が激しいです! とても暖かくなったと思えば、真冬に逆戻りする日もあり。
意識していなくても、体は疲れていることもあります。くれぐれも体調にはお気をつけくださいね。

今月はバレンタインデーもありました! 美味しいチョコをもらったりあげたり、食べたりしましたか?
食後にはおくちのお手入れにちょっとした楽しみを取り入れて、心地よい日々を過ごしていただけると嬉しいです。
歯みがきのときには、歯ぐきや歯の表面、歯の間までしっかりとケアして、春に向けて健康な笑顔をキープしましょう!

さて、このたびさとう歯科クリニックでは、歯科用3Dスキャナーを導入いたしました!
歯科用3Dスキャナーとはこんなものです!

【歯科用3Dスキャナーとは?】

歯科用3Dスキャナーは、特別なカメラとセンサーを使って、患者さまの歯や口の中を撮影する機器です。
撮影されたデータは立体的なデジタルモデルとなります。

【どうやって使うの?】

歯科医師や歯科衛生士が、スキャナーで患者さまの歯や歯ぐきを撮影します。
データはコンピューターに送られ、3Dデータとしてコンピューターで確認、シュミレーションすることが出来ます。

【どんな時に役立つの?】

歯科用3Dスキャナーは、歯の詰め物やかぶせ物をつくる際の型取りや、入れ歯や矯正装置を作る際に活用されます。
歯科医師や技工士が患者さまの口の中の状態を正確に把握し、最適な治療や装置を提供するために重要な役割を果たしています。

【なぜ使うの?】

≪正確な診断と治療計画≫
歯科用3Dスキャナーを使うと、従来の型取りよりも正確に歯や口の形状を把握することができます。
口の中の歯や組織を高精度かつ立体的に撮影し、コンピュータ上で立体的に解析できるため、精度の高い矯正装置や技工物を作成できます。
歯科医師は従来の型取りよりも正確な診断を行い、治療計画を立てることができます。
また、異常や問題を見逃すことなく、より適切な治療を提供することができます。

≪治療時間の短縮≫
従来の型取りは粉状の材料を水と混ぜ、粘土状にしてから型枠に入れ、お口の中で固まる(およそ5分)のを待ってから外すという工程が必要でした。
歯科用3Dスキャナーを用いた型取りは、口の中を機械で撮影するだけなので大幅に時間を短縮できます。

≪人的ミスの削減≫
従来の手法は、人の手で作業をするためミスが起こることもあります。
出来上がった型の中に気泡が入ったり、必要な部分が取れず取り直しになることも。
機械を使ってお口の中を撮影するだけなので、人的ミスを削減できるほか、技術レベルや印象材による差をなくすことができます。

≪患者の快適性と満足度の向上≫
歯科用3Dスキャナーはスキャンのみで済むため、患者さまの負担を軽減できます。
従来の方法は取り外すときに強い力が掛かり、詰め物が取れてしまうのでは、と心配になる方もいらっしゃいました。
また材料(粘土状の印象材)がお口の中に残ってしまって、取るのに手間取ることも。
歯科用3Dスキャナーは、お口をスキャンするだけなので、ストレスや不快感が少なくなります。

【歯科用3Dスキャナーのデメリット】

歯科用3Dスキャナーは、すべての治療に適用できるわけではありません。特に高度な矯正治療やインプラント治療など、特定の状況での利用制限が存在します。
歯の少ない方や嚙み合わせが複雑な方に対して、うまく3Dスキャンできない場合があります。

以上、いくつか説明してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
患者さまにはこれまで、型取りの際、大きく口を開いたまま我慢していただきました。
お口や周辺に材料が付いてしまった時など、本当に申し訳なく思いました。
全てのケースで歯科用3Dスキャナーが使用できるわけではないのですが、みなさまの不快感が少しでも緩和されると思うと私も嬉しいです!

歯科衛生士

ブログでは引き続き、歯科に関する役立つ情報や、お口の健康に役立つアドバイスをお届けしていきます。
何か気になることや質問があれば、お気軽に私たちに質問してくださいね。

これからもみなさまのが笑顔で過ごせるよう、お口の健康をサポートしてまいります!
それでは、ご来院お待ちしております!

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