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歯科衛生士の一言

銀歯はどれくらいもつの?

みなさまこんにちは、歯科衛生士の佐藤です!

患者様によく、銀歯はどれくらいもつの? とご質問されます!

詰め物には寿命があり、保険適応の銀歯だと平均して5~7年が耐用年数だと言われています。

もちろん、何十年も問題なく使っている方も、2~3年で虫歯になったり、取れてしまう方もいるので一概には言えません。

保険が適応されないセラミックの素材のものは一般的に寿命は長く、10年以上、メンテナンス次第では20年もつと言われています。

なぜ、銀歯は寿命が短いのか? もっと長くもったら良いのに! 本当にそう思います。

日本の歯科の保険制度内で受けられる治療は、生活していく上での最低限度の治療を目的としています。

残念ながら銀歯の材質は劣化が早く、長期間の間に歯と銀歯の間に隙間ができて菌が入り込んで虫歯が再発してしまうケースが多いのです。

また、金属のイオンは溶けだしてしまい、歯肉が黒ずんでしまうこともあります。

世界中で銀歯をしているのは日本人くらいだと言われていて、歯科先進国と言われているスウェーデンなどの北欧では歯科治療で銀歯を詰めません。

国によってゴールの設定の違いにあります。悪いところを治すことが目標なのが日本型、歯ができるだけ長く持つことが目標なのが北欧型。

80歳の時に残っている歯の残存平均数は、日本は9本、スウェーデンでは21本。

かなり差がありますね。美味しく食事できることは、健康寿命にも大きく影響を与えます。

詰め物については材質だけではなく、現代病だと言われている歯ぎしり・食いしばりによって詰め物が取れてしまうこともあるので、マウスピースを日中や就寝中などに使って頂くこともおすすめです。

マウスピースは保険適用で出来ます。

マウスピース、セラミック素材の詰め物、かぶせ物の費用など、少しでも気になったらお気軽にお尋ねくださいね。

ご来院お待ちしております!

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