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院長の一言

奥歯すべてを保険で白い歯に!2 令和6年6月CAD/CAM(キャドキャム)冠、適応条件の拡大

こんにちは! 院長の佐藤です。
5月も終わりに近づき、暖かい日が続くようになりましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?


当院では、皆さまの笑顔を守るため、日々最新の技術と知識を取り入れながら、心を込めた診療を行っております。
最近は、春の訪れとともに新しい患者さんも多くお迎えしており、皆さまにお会いできることをスタッフ一同楽しみにしております!

さて、今回は保険適応で白い歯に出来る範囲が広がったお話です!
以前にも保険で白い歯に出来る範囲が広がりましたが、2024年6月より、保険適応の「CAD/CAM(キャドキャム)冠」で白い歯にできる範囲が拡大されました。

【CAD/CAM冠はどんなもの?】

CAD/CAM冠はデジタル技術を使った、歯のかぶせものです。
ハイブリットレジンというセラミックスとプラスチックの特性を合わせ持つ新素材を使用します。
セラミックのような美しさと硬さがあり、プラスチックのような粘り強さがあります。
つまり、見た目も美しく、丈夫。
一番の利点が保険適用できることです。白い被せ物を、自由診療と比べて治療費用を抑えて利用できます。
金属を使っていないので、金属アレルギーが心配な方も安心して使用いただけます。

ただし、色々と条件があり、また奥歯すべてに対応することは出来ませんでした(金属アレルギー以外)

【2024年6月保険適用適応条件の拡大と緩和】

これまでは上下左右の第二大臼歯が残っている場合のみ、第一大臼歯にCAD/CAM冠が使用出来ました。
今回の改定で、条件はありますが、第二大臼歯も使用可能に!
もともとピーク(PEEK)冠という材料であれば奥歯すべて対応可能ではあるのですが、見た目はこちらのほうがすぐれています。

≪ピーク(PEEK)とは?≫
「ポリエーテルエーテルケトン」の略で、高性能プラスチックの一種です。
ピークは非常に軽くて丈夫で、化学的に安定しているため、さまざまな環境や条件に対応できる特性があります。

【PEEK冠のメリット】

・全ての奥歯を白くできる

・保険対応可能で、安価に利用できる

・以前治療した銀歯を白くしたい場合にも、保険対応で利用できる

・たわみやすく割れにくい

・従来の素材(ハイブリッドレジン)よりも歯を削る量が少なくて済む

・かみ合わせの歯の負担を小さく出来る

・金属を使わないので金属アレルギーでも大丈夫

【PEEK冠のデメリット】

・セラミックのみに比べると強度が弱く、削れやすい

・劣化し、変色する可能性がある

・単色のみ(アイボリー)で調整が出来ず、若干不自然さがある場合も

ピーク(PEEK)冠とあわせて、保険で白い歯に出来る選択肢がさらに広がりました!
セラミックの自費治療には性能が落ちる部分もありますが、保険対応で治療できることは患者様にとって素晴らしいことだと思います。

さとう歯科クリニックでは、保険適応の「CAD/CAM冠=ハイブリッドレジンやピーク」での治療が可能です。
保険治療にて白い歯にされたい方は、一度当院へご相談下さい。

もうすぐ6月、季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあります。
お口の中の健康は全身の健康に大きく影響しますので、定期的な歯科検診をお忘れなく。
歯のクリーニングや定期健診をすることで、虫歯や歯周病の早期発見・予防が可能です。

また、気になる症状や疑問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
どんな小さなことでも遠慮なくお話しいただければと思います。

みなさまのご来院をお待ちしております!

佐藤 義博

佐藤 義博

こんにちは。JR武蔵境駅、南口徒歩1分「さとう歯科クリニック」院長の佐藤義博です。 私は富山県魚津市にて生まれ育ち、東京医科歯科大学にて博士号を取得しました。 東京都武蔵野市には祖父の家があり、2002年からこちらに住みはじめました。緑豊かで、素晴らしい町だと思います。 治療技術を研鑽すべくいくつかの歯科医院にて修業を積み、微力ながら愛する武蔵野市に地域貢献を果たすため開業いたしました。 多くの方々に愛される歯科医院を目指していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

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