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歯科衛生士の一言

歯ブラシの選び方!

皆さまこんにちは! 歯科衛生士の佐藤です(^o^)
みなさまはどのように歯ブラシを選んでいますか?
薬局やスーパーには、たくさんの種類の歯ブラシがならんでいます。
どれを手に取っていいのか、悩んでしまいますよね!

そんなみなさまのお役に立つために、歯ブラシの選び方についてお話ししたいと思います!
今回は以下の項目をご紹介していきます。

・代表的な歯ブラシの種類
・選ぶポイント

歯ブラシの交換時期についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください!

歯ブラシは磨きやすいものがおすすめ!

お口のトラブルの予防には、何より毎日の歯みがきが大切です。

歯ブラシはあくまで道具なので、正しい歯みがきを身につけ、継続することが重要です。
使いやすいものであれば、基本的にはどれを使っても大丈夫です!

歯ブラシの形状によっては、口内を傷つけたり、汚れが落としづらいこともあります。

正しい歯みがきの技術を身につけるのが大切ですが、その上で歯ブラシの特徴を知り、自分に合ったものを選べると良いでしょう。

主な歯ブラシの4つの種類

歯ブラシにはいくつかの種類があります。
主な種類は、以下4つです。

手用歯ブラシ
電動歯ブラシ
音波歯ブラシ
超音波歯ブラシ

【1】手用歯ブラシ
手用歯ブラシは、名前の通り、手を使ってブラッシングする歯ブラシです。

ヘッドの大きさや毛の硬さなどの違いで、様々な種類のものが販売されています。
症状にあわせて歯ブラシを選べます。
当院でもおすすめの歯ブラシを安価で販売しています(#^.^#)

【2】電動歯ブラシ
電動歯ブラシは、ブラシを振動させることでプラークを落とします。
振動回数は、1分間に約3,000~7,000回です。

汚れを効率良く落とせるので、ブラッシング時間を短くできるところが長所です。
手用の歯ブラシを使うのが難しい方や、歯列矯正器具を着けている方におすすめです。

【3】音波歯ブラシ
音波歯ブラシは音波を利用して振動させます。電動歯ブラシよりも振動回数が多いことが特徴です。
振動数は、1分間に約2~3万回ほどです。

音波歯ブラシを使用することで、ブラシの毛先が触れていなくても、歯ぐきの深い部分のプラークを除去できるのが大きな長所です。
歯周病予防の効果が期待できます。

【4】超音波歯ブラシ
超音波ブラシは、超音波を活用し、プラークを除去します。
振動回数は、1分間で約120万回以上です。

電動歯ブラシや音波歯ブラシでは難しい、プラーク細菌やプラークのもととなる汚れを除去することができます。

超音波歯ブラシも音波歯ブラシと同じく、歯周病予防の効果が見込めます。
症状が進行し、歯周ポケットが深い場合にもおすすめとなります。

歯ブラシを選ぶときに見るべき4つのポイント!

まずは、歯ブラシを選ぶときに見るべきポイントは、以下4つです。

ヘッドの大きさ
・毛の硬さ
・毛先のタイプ
・柄の形

【1】ヘッドの大きさ
歯ブラシ選びで唯一大切なポイントがヘッドの大きさです。

ヘッドは、小さめのものを選びましょう。
小さいヘッドであれば、細かいところや歯と歯の間まで丁寧に磨けるためです。

逆に、ヘッドが大きいと、奥歯や歯の隙間をうまく磨けず汚れも残りやすくなります。
結果として、お口のトラブルが発生するリスクが高まります。

しっかり汚れを落とせて、歯の隙間などを丁寧に磨けるヘッドのサイズを選びましょう。

【2】毛の硬さ
歯ブラシの毛の硬さは、主に3種類あります。

ふつう
・やわらかめ
・かため

製品によって硬さは色々ですが、一般的なおすすめの硬さは「ふつう」「やわらかめ」です。

普段のみがき方が弱く、汚れが落ちにくい場合はふつうがおすすめです。
また、歯ぐきが弱い人は、口の中を傷つけにくい、やわらかめの歯ブラシを選びましょう。

かための歯ブラシは、歯垢(プラーク)を落としやすいですが、歯や歯ぐきがすり減るリスクがあるので避けたほうがよいでしょう!

お口に負担をかけないためにも、やわらかめやふつうがおすすめです。

【3】毛先のタイプ
毛先のタイプは、形と太さを選択します。
様々なタイプがありますが、残念ながら万能なものはありません(^。^;; 磨きやすいものを選びましょう。

毛先のタイプ別に特徴をご紹介します。

平ら
・歯に均等に歯ブラシが当たる
・バランスよく歯垢(プラーク)が落とせる

山切りカット
・歯と歯の間の汚れを取れる
・歯周ポケットもみがきやすい

太い
・硬くなった歯垢(プラーク)が落としやすい

細い
・歯周ポケットをみがきやすい
・コシが弱いと歯ぐきを傷つけにくい

基本的に使いやすいもので構いませんが、上記の特徴から選ぶのも良いと思います!

【4】柄の形
柄の形も、製品によっていろいろと特徴があります。
基本的には自分が使いやすい柄の形であれば問題ありません!

持ちやすいようにカーブがあったり突起がついていたりするものや、デザインがおしゃれなものもあります。
気に入ったもの大丈夫ですが、持ちづらかったり、奥歯がみがけなかったり、余計な力が入ってしまったりする歯ブラシは避けましょう。
使ってみて、1番みがきやすい製品を見つけると良いと思います。

歯ブラシの交換時期

デンタルケア

歯ブラシの交換目安は、1ヶ月に1度です!

歯ブラシは、毎日、口の中の雑菌や汚れを落とすのに使いますので、いくら洗って乾かしても、ブラシには菌が繁殖してしまいます。

また、1ヶ月が経たなくても、毛先が開いてしまったら交換するようにしましょう。
毛先が開いたまま歯みがきをすると、汚れを落としづらいだけでなく、歯や歯茎を傷つける恐れがあります。

日々の歯磨きとともに定期検診もご利用ください(#^.^#)

当院では唾液検査を初回無料で行っています! お口の中の状態が一目でわかるので、お家でのケア方法の振り返りに最適です。

いかがだったでしょうか? 歯ブラシ選びの参考になったでしょうか。
歯ブラシは様々な種類がありますが、そこまでこだわらなくても、自分が使いやすいと思うもので大丈夫です!

大切なのは、使いやすい歯ブラシで、毎日正しい歯みができることです。
丁寧な歯みがきを習慣づけ、お口のトラブル予防につなげましょう。

歯科衛生士

毎日のブラッシングに加え、定期検診を受けると、歯みがきのクセやみがき残しに気づくきっかけになります(#^.^#)

定期健診ではみがき残しを確認でき、歯磨き指導や歯石の除去もできます。私たち歯科衛生士が丁寧にご説明します! みなさまのご来院をお待ちしています。

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