こんにちは! 院長の佐藤です。
いやいや、今年はめちゃくちゃ暑いですね!
梅雨の最中から暑かったですが、明けてからは昼間は危険なほどの猛暑。
毎日最高気温40度近くが続いています。
こういう時は喉が渇いていなくても水分を取るなど、いつもより注意が必要です。
熱中症に気を付けて、元気に夏を乗り切りましょう!!
汗をかいた後い飲むものといえばスポーツドリンクですが、意外と糖分が含まれており歯にはあまりよくありません。
しっかりとうがい、歯みがきを毎日していただきたいですが、みなさまは歯科医院でクリーニングをされた経験はおありでしょうか?
普段ご自分でされる歯みがきとどう違うのでしょうか?
歯科医院のクリーニングで歯はどれくらい綺麗になるのでしょうか?
今回はそういった疑問にお答えしてまいります。
≪歯科医院のクリーニングとは?≫
歯科医院のクリーニングは、患者の口腔内の健康を維持し、歯や歯ぐきの問題を予防・改善するために行われるプロフェッショナルな歯の清掃手順です。
一般的に、歯科医師や歯科衛生士が行います。歯石は普通の歯ブラシでは取り除けず、専門的な設備と手技が必要です。
歯科医院のクリーニングの手順は、以下のように進行する場合が一般的です
1.口腔検査
歯科医師や歯科衛生士が口腔内の健康状態を確認し、特定の問題を特定します。
2.スケーリング(歯石除去)
特殊な器具を使って、歯の表面や歯ぐきに付着した歯石を取り除きます。
3.プラーク除去
歯の表面からプラークを取り除きます。
4.研磨
歯の表面の滑らかさを回復するために研磨を行い、着色物を取り除きます。
5.フッ素処理(場合による)
フッ素のトリートメントを行い、歯のエナメル質を強化して虫歯予防をサポートすることがあります。
≪歯科医院のクリーニングと歯みがきの違い≫
歯科医院のクリーニングは、特殊な器具を使用してプロフェッショナルな清掃を行います。
歯みがきでは取り除けない、歯石や汚れを除去することが出来ます。
歯石は虫歯や歯周病の原因となるため、定期的な定期健診とともにクリーニングが必要です。
歯みがきは日常的なケアであり、歯医者のクリーニングをサポートする役割を果たします。
定期的な歯科医院のクリーニングと日常の歯みがきの両方が、良好な口腔衛生を維持するために重要です。
≪歯医者のクリーニングで歯は白くなる?≫
歯医者のクリーニングによって、歯は一時的に白くなることがありますが、それは歯の表面に付着した着色汚れや歯石が取り除かれることによるものです。
歯の色自体が変わるわけではありません。
クリーニングによって取り除かれるのは、コーヒーや紅茶、タバコなどの飲食物や生活習慣によって付着した表面の着色汚れです。
また、歯石も取り除かれます。歯石はプラーク(細菌の膜)が長時間堆積し、鉱質化したもので、普通の歯ブラシやフロスでは取り除けない堅い固まりです。
クリーニング後、歯の表面が滑らかになり、着色汚れや歯石が取り除かれることによって、歯の白さが回復し、ツルツルした感触が得られます。
これにより、歯の明るさや美しさが改善されたように感じることがあります。
しかし、歯の色自体が変わる場合は、クリーニングだけでは限界があります。
歯の内部の着色や変色は、歯のエナメル質や象牙質に影響を及ぼすことが原因として考えられます。
このような場合には、ホワイトニングなどの歯の美白処置が必要になる場合があります。
≪クリーニングとホワイトニングの違い≫
クリーニングとホワイトニングは、どちらも歯の美容と健康に関連して行われる歯科処置ですが、目的や手順が異なります。
クリーニングは、歯の清掃が目的であり、ホワイトニングは、歯の色を明るくし、歯の外部や内部の着色を軽減する美容的な歯科処置です。
主な目的は、歯の見た目を美しくし、白く輝かせることです。
≪白くなる歯と白くならない歯≫
ホワイトニング処置によって、白くなる歯と白くならない歯の違いは、主に歯の着色の原因と処置の有効性によるものです。
以下に、それぞれの要因について説明します。
【白くなる歯の要因】
1.外部的な着色
歯の表面についた外部的な着色物(コーヒーや紅茶、タバコなどの飲食物)が原因で、歯が黄ばんだり、色素が付着している場合は、ホワイトニング処置によって効果的に白くなることがあります。
ホワイトニング処置は、歯の表面の着色物を軽減する効果があります。
2.エナメル質の健康
エナメル質が健康で滑らかな状態にあると、光が反射しやすくなり、歯が白く輝くように見えることがあります。
ホワイトニング処置によって、エナメル質の健康を保ちながら歯の色を明るくすることが期待できます。
【白くならない歯の要因】
1内部的な着色
歯の内部の象牙質や歯髄に色素が取り込まれている場合、外部のホワイトニング処置では効果が限られることがあります。
内部の変色は、ホワイトニング剤が届きにくいため、完全に改善されない場合があります。
2.傷や変色
歯の傷や変色がある場合、ホワイトニング処置だけでは改善しないことがあります。
これらの場合は、他の対策(例:審美歯科処置)が必要になる場合もあります。
3.薄いエナメル質
エナメル質が薄くすり減っている場合、象牙質の色が透けて見え、歯が黄色く見えることがあります。
エナメル質が薄いため、白くならない場合があります。
4.生まれつきの色
歯の色は個人差があり、生まれつきの色があります。
健康な歯であっても、自然に白くなることはないかもしれません。
ホワイトニングは、外部的な着色物や歯の表面の変色に効果的ですが、内部の着色や他の要因による変色に対しては限界がある場合があります。
いかがでしたでしょうか?
歯科医院のクリーニングでは、歯の表面に付着した着色や歯石が取り除かれてきれいになることはあっても、歯が白くなることはありません。
しかし、基本となるとても大切な治療方法ですので、健康な歯を維持するために定期的に受診してください。
また、当院ではホワイトニングも行っております。
1回目の施術を3300円(税込)と、価格を抑えておりますので、お気軽にお試しいただけます。
気になっている方は是非お問い合わせください。
皆様のご来院をお待ちしております!
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